たとえば、こんなあなたに。

「まだ誰にも話していないけれど、何かが動きそうな予感がある」
「文章にしようとすると止まってしまう。でも何かを伝えたい」
「形にする勇気はまだないけれど、確かに心の奥にある」

そんなふうに、まだ名前もない願いの“手前”にいるあなたに、
このページは、静かに開かれています。

“ひとりで向き合う願い”のために

ここは、「一緒に作る」や「対話で構想する」よりも前の、
まだ誰にも触れられていない願いの原風景にそっと寄り添う場所です。

あなたが何も話さなくても、書かなくても、急がなくてもかまいません。
ただ、あなたの中に“まだ名づけられていない気配”があるのなら――
それは、きっともう、願いの輪郭です。

ここでできること

  • 書けない思いを、やわらかく整理してみる
  • 書きかけの文章に、小さな光をあててみる
  • タイトルや表紙など、“ことば未満”の表現を一緒に探す
  • noteやWebなど、埋もれてしまいそうな感覚をすこし整える
  • 「依頼」にはならないかもしれない願いを、そっと受けとめる
  • 話すことではなく、“沈黙の奥”にあるものを一緒に見守る
  • すでに書かれた文章に、そっと余白や余韻を加える
  • 名前をつける前の感覚に、ふさわしい言葉を一緒に探す
  • ただ“聴いてもらうだけ”という時間をつくる
  • まだ誰にも見せたくないページを、そっと開いてみる

何かを“創る”のではなく、
何かが“芽生える”時間を、ただ見守る。
そのための関係、そのための場が、ここにはあります。

急がなくて、いい。形にしなくても、いい。

願いは、いつでも形になろうとしているわけではありません。
芽吹きは、ふとした瞬間に始まり、静かに深まっていくものです。

まだ揺れていてもいい。まだ不確かでも、何も問題はありません。

このページは、
「動き出すための一歩」ではなく、
「動き出す気配と出会うための余白」として、設計されています。

“今”に寄り添うために

話してみたい。でも、まだ何を話せばいいかわからない。
書いてみた。でも、これは何なのか、自分でも掴めない。
願いにそっと触れてほしい。でも、構築や制作までは望んでいない。

そんな“声にならない声”のままで、いてもらって大丈夫です。
ここは、あなたの願いがまだ種のままでいることを、許容する場所です。

もし、触れてみたいと思ったら

このページは、予約フォームでも、お仕事の相談窓口でもありません。
ただ、あなたの願いの“芽”が「ここにいてもいい」と感じられるよう、
設計された空間です。

「いま、ちょっとだけ話してみたい」
「これは何になるかわからないけど、気配がある」

そんなときは、どうぞ、静かに声をかけてください。
返せる言葉はいつも限られていますが、
その気配を、わたしは大切に抱きしめながら受けとります。

願いは、静かに、芽吹いていく。

未来を設計するということは、
まだ形にならない感覚を、誰よりも丁寧に感じ続けるということ。

あなたが、まだ見ぬ願いと静かに出会いたいと願うなら――
この場所は、あなたのために設計されています。

──未来体感デザイナー
渡邉国生